サクラ剪定作業 ― 落葉期に実施、今後の樹形維持を見据えて
落葉期を迎えたサクラの剪定作業を実施しました。
左右に大きく広がる力強い樹形が特徴の樹木であり、これを今後も維持していく方針については、事前に施主様と方向性をすり合わせたうえで、剪定内容を決定しました。
主な作業内容は以下の通りです:
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混み合っていた内部の枝を間引き、通風・採光性を確保
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ヤゴ(徒長枝)や胴吹き(幹からの不要な芽)を除去
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枯れ枝を選別して処理
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建物方向へ伸びていた枝を、安全面の観点から切除
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屋上の上空へ伸びる枝は、樹形バランスと今後の管理を考慮して残置
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すべての切り口に防腐剤を塗布し、腐朽防止処理を実施
単に枝を減らすのではなく、「どの枝を残すか」を重視し、将来的な枝張りと構造の安定性も見据えた剪定となっています。
引き続き定期的な管理により、健全な状態の維持をお手伝いさせて頂きたいと思います。
落葉樹の剪定作業は落葉後が適期です。特に大きくなりすぎた樹木の強剪定には、この時期の対応が効果的です。